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地域の末期腎不全医療に貢献するために設⽴された⾎液透析専⾨クリニックです。
私たちは、安全性と快適性を⾼い次元で両⽴させた環境で、良質、⾼効率な透析医療を提供することを⽬指しています。
当院は、全床を個室またはブース型の準個室構造としており、プライバシーが確保された空間で快適に治療を受けて頂くことができます。
加えて、透析機器や管理システムを備え、経験豊富な専⾨医とスタッフが、安全で良質な医療の提供に努めています。
また、国際観光都市京都の⽞関であるJR京都駅前に位置しており、国内外からの旅⾏透析患者さんを積極的に受け⼊れています。
私たちは、治療のための空間の快適さや居⼼地のよさは、治療のストレスを軽減し、クオリティ・オブ・ライフ(⽣活の質)を向上させ、治療意欲の向上、予後改善に繋がると考えています。当施設で、多くの透析患者さんが、充実した透析⽣活を過ごされるためのサポートをさせていただきたいと願っております。
⾼次医療が要求される緊急症に対しては、同法⼈内の急性期病院である康⽣会武⽥病院と密に連携して慎重に対応しています。
シャントトラブル、⼼疾患、脳⾎管疾患等の緊急時にも、迅速な治療が可能ですので、ご安⼼ください。
また、各種慢性合併症については同院の他、市内基幹病院と活発に連携し診療を⾏っています。
良い透析治療をするためには⾷事管理が重要となります。
毎⽇の⾷事を制限するのではなく、ちょっとの⼯夫をすることが⼤切です。
当院では、医師から指⽰された栄養量をもとに、管理栄養⼠が患者さんの嗜好などの⾷習慣や⽣活習慣を踏まえて必要な栄養を正しく摂取できるようサポートします。
透析液の清浄化は、安全に透析治療をするうえで必要不可欠なものです。
透析医学会の定める水質基準に基づき、高い水準で管理しています。
またすべての透析装置にも、精密濾過フィルターを装着し、清浄度を最大限保っています。
その結果、慢性炎症を抑え、貧血の改善、血圧低下の予防やアミロイド症等の低減が期待できます。
液種 | 測定項目 | 透析液水質基準 | 当クリニック水質基準 |
---|---|---|---|
透析用水 | 生菌数 | 100 CFU/mL未満 | 100CFU/mL未満 |
ET活性値 | 0.050 EU/mL未満 | 0.050EU/mL未満 | |
透析液 (超純水透析液) |
生菌数 | 0.1 CFU/mL未満 | |
ET活性値 | 0.001 EU/mL未満 | ||
透析液 (オンライン補充液) |
生菌数 | 10-6 CFU/mL未満 | 未検出 |
ET活性値 | 0.001 EU/mL未満 | 検出限界未満 |
全⾃動透析機器の導⼊でプライミング・脱⾎・補液・返⾎を⾃動化(安全化)
常時、エンドトキシンや細菌のないクリーンな透析液を供給します。その結果慢性炎症を抑え、貧⾎の改善、栄養状態の改善、⾎圧低下の防⽌やアミロイド症等の低減が期待できます。
全⾃動コンソール
(GC-X01)
透析⽤⽔処理装置
(ピュアフローPF-803F)
透析供給装置
(BC ピュアラー03)
粉末溶解装置
Bridge The Gaps「ブリッジ・ザ・ギャップス(橋をかけよう)」
Bridge The Gaps ⼼と⼼、地域社会との間にかけ橋を
武⽥病院グループは、患者さんとの間に思いやりと信頼のかけ橋を
地域社会との間に信義と信頼のかけ橋を
すべての職員の間に⼼と⼼をつなぐ信頼のかけ橋をつくりあげる努⼒を重ねます
患者さんの権利の尊重
私たちは患者さんの意⾒・⽴場を⼤切にし
インフォームド・コンセントを尊重します
地球にやさしい環境づくり
武⽥病院グループは地球環境の保全を保健・医療・福祉活動及び関連活動で
常に考慮し地球にやさしい、⼼がかよう、⼼が安らぐ
豊かな社会環境の実現に貢献します
所長 吉岡 徹朗
京都駅前武田透析クリニック所長の吉岡徹朗です。私は京都に生まれ育ち、札幌で6年間の大学生活を送りました。卒業後はすぐに関西に戻り、京都、大阪の大学病院、総合病院で臨床経験を積み、1999年以降は腎疾患の診療に従事し、腎臓内科医、透析専門医として経験を積んで参りました。
当クリニックは、高効率かつ安全で充分な透析治療、ストレスや苦痛を軽減させた楽な透析治療を提供することを目指しています。一方で、ベストな治療方針は患者さんごとに異なるため、決定に際しては患者さんとの共同意思決定の姿勢で柔軟に対応いたします。
透析患者さんは心臓や血管に合併症を抱えた方が多く、他の診療科の専門医と連携した診療が欠かせません。透析医は透析患者さんに一番高頻度で、長期に渡って長時間接するというところが他にない特徴です。したがって、患者さんの異変を最初に発見しなければならない責任があると考えています。適切なタイミングで適切に専門医に紹介できる、透析患者さんに信頼されるオールラウンドなホームドクターを目指して研鑽に努めて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
吉岡 徹朗
昭和44年 京都⽣まれ。
平成8年 北海道⼤学医学部卒業。
⼤阪⼤学医学部附属病院、京都⼤学医学部附属病院、京都市⽴病院、⼤阪府済⽣会中津病院腎臓内科、東⼭武⽥病院⾎液センター⻑・腎臓内科副部⻑に在籍し、平成23年10⽉から現職。
⽇本内科学会総合内科専⾨医
日本腎臓学会腎臓専門医
日本透析医学会透析専門医
看護師⻑仙水 麻紀子
患者さんに寄り添い「身近な存在」であり、「安心できる場所」の提供をしたいと思っています。
そして、患者さんが病気と向き合っていく中で、その意向や価値観を尊重し、その人らしい生活が送れるようにサポートをしていきます。
チーム医療と専門性で安心・安全と信頼していただける看護・医療の提供をスタッフ一同でめざしています。
臨床工学部 部長岡本 博行
患者さまへ安全に医療機器が使用されることを心掛け多種多様な医療機器の保守管理をはじめ、患者さまの病態評価や病状に応じた治療計画の提案、患者さまの周辺環境の整備に力を注ぎ、質の高い治療を実践することを目指しています。
常に最新の医療技術や情報を収集し、継続的な専門知識と技術の向上に努めることにより、患者さまの安全と快適な治療環境を確保し快適な生活の手助けとなるべく全力で取り組んでいます。
また、当クリニックでは他職種と連携を図りながら診療に取組んでいますので些細な疑問や要望でもお気軽にご相談ください。